猫のお戯れ

オタクのほんわか感想ブログ

もののあはれは彩の頃。感想

おすすめ度★★★★☆

シナリオ 40/50
システム  8/10
キャラ     9/10
音楽        9/10
声優        9/10
絵            7/10

点数82

角砂糖の姉妹ブランドということで警戒してたけど普通に面白かった。自身をコマにしてさいころを振り双六の盤面を進んで上がりを目指す。協力、裏切り、固有の異能を使ったバトルや頭脳戦もありで先が気になってどんどん読み進むことが出来た。共通ルート三つとそれをクリアした後にtrueがある構成なんだけど共通の方が面白くてtrueがあと一歩だった。全体的な描写不足が最期に足を引っ張ってた印象。ていうかなぜ京楓ルートだけないのか。
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以下各ルート感想

共通1(みさきルート)
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三つの共通ルートの中で一番バトルしてた。現実に戻れば不治の病に蝕まれた身体に戻ることになるみさきがそれでも双六という虚飾の世界から抜け出して現実で生を全うするために戦う姿は胸が熱くなった。
みさきの能力も、空中に盾を張るって能力だと思わせておいて実際は双方を囲んで逃げられなくするための壁を張る能力の派生ってだってっていう能力バトル物でお馴染みの能力伏線なんかもあったりしてそこもまた面白かった。というかこのライターその手の見せかけの伏線を張るのがとてもうまかった。能力にしても双六のステージのイベントにしても一回使っただけで終わらせずに終盤でもう一回使いまわす熱い展開を何度も見せてくれたので良かった。
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共通2(琥珀ルート)
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みさきは死にかけの病人だったけど琥珀は猫だったというルート。
現実に戻れば猫になってしまう実質離別系ストーリーだったのでとても良かった。展開もそれだけではなくて琥珀が元猫という事実をしっかりと活かしててこのライター普通に上手いと思った。何が上手いって共通3ルートでそれぞれ敵が違う点。その上でしっかりとそのヒロインの個性を使った活躍させてるし。

共通3(クレアルート)
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クレアルートはクレアの能力が自分と他人の考えてることが相互に伝わるという能力だったのであまり裏をかいた戦いみたいなのはなかった。その分この双六のシステムの根幹に関わる説明が多かったけどだからこそ印象が弱いかな。クレア自体は可愛いけど。というかヒロインみんな可愛い。

trueルート
三つの共通をクリアすると解放されるルート。双六世界が数千回ループしているといということとこの双六に主人公たちを送り込んだ黒幕がいるということが判明する。まあその時点で学校の先生が黒幕だろなあってなったけど。立ち絵ある登場人物で残ってるのあとは先生しかいなかったし。
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能力バトル物のラスボスお約束のチート能力使ってくる先生。これも事前にしっかり伏線貼ってる点は良かった。やっぱこの能力燃えるわ。その上で倒し方も能力バトルのお約束を使うんじゃなくて双六をしているというこのゲームの独自ルールを利用した倒し方だったので良かった。

むしろ問題は倒した後のルート展開にあったように思う。
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倒した後にヒロイン一人選んでちょっとエピローグやって終わりという展開はちょっと余韻に浸りづらい。共通で唯一ルートなかった京楓か、この双六の要になってたみさきをメインにしてその分長くしてくれてれば完璧だった。

琥珀も可愛かったけどみさきはその短いエピローグでも光ってたからやっぱみさきルート頑張って欲しかった感ある。
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あともう少しボリュームあれば名作になってた惜しい良作でした。

あとこのゲーム歌とBGMが凄い良かった。